DIYに必要な工具10選 + 本格派のための5選
さだはちです
おじいさんは手先の器用な人だったので
家には大工道具一式がそろっていました
小学校の時に自宅の増改築があり、増築、解体、リフォームを毎日見ることで
自然といろいろなことを覚えました
おかげで小さいころからモノ作りが大好きで
誕生日には自分用の工具を買ってもらっていました
今回はDIY歴30年を超えた私が
初心者の方があったら便利な道具を10選紹介したいと思います。
基本工具10選
工具と言っても多種多様なものがあります
何をしたいかによって必要な工具は変わりますので、まずはオールマイティに対応できるものをご紹介します
打つ、切る、叩く、まわすは基本です
その他に削る、磨く、塗るなど作るものによって変わります
今回紹介するのは初心者が最初に揃えると便利な工具です
DIY以外にも家庭にあると何かと使えるもので、部屋の片隅に眠ったままにもなりにくいように選んでますのでオススメです
ドライバーセット
ドライバーは基本プラスとマイナスのものがあれば大丈夫です
はじめての方にオススメなのは、ドライバーセットです
なぜなら大半はプラス、マイナスともに大中小と3種類入っており、ネジの下穴用に先端が四角くとがっていてドリルの替わりになるものや、千枚通しのような先のとがったものが入っているので、下穴をあけるくらいならキリの替わりに使えます
握る部分が大きいほど回す時に軽い力で回せます
ドライバーセットはアタッチメントで握る部分とドライバーが分かれていますので、握るアタッチメントの太さも見てみましょう
STEP UP
ドライバーセットはあくまで簡易なものなので、サイズも少し小ぶりなものが多いです本格的にDIYをやっていくならゆくゆくは別々にそろえたほうがいいでしょう
メジャー
メジャーは2~10mと長さが様々です。幅も何種類かありますが、長くなるとある程度の長さを出すと折れ曲がって使いにくいので、2m以上出す方は幅が1段階太いものを選んでください
小型に家具などを作るだけなら2mでOKです
STEP UP
両手を超えるサイズのものを作りたい場合は3~4mのものを選びましょう
さしがね
さしがねは直線を引いたり、直角をとったりできます
L字になっており、長いほうを材料にひっかけることで垂直の線が引けます
正確な線を引くために必要です
さいがねサイズ以上の直線を引くなら別途、長尺物差しを用意した方がいいです
STEP UP
使い方を理解すると勾配を正確にとれますし、さらに角目や丸目があるものは円周の長さや√2がわかります
他にスコヤを揃えるともっと精度が上がります
金づち
基本中の基本。釘を叩いたり、木と木を組むときやパーツの組み立て家具を組むときなど、当て木をして叩いたり、歪んだものを叩いて戻したりと、何かと使える便利なものです
大きすぎず重すぎず手首のスナップで叩いた時に叩きやすいものがいいです
片方が釘抜きになっていたり、少し尖っていたりするタイプのものもあります
釘抜きを買わないのであれば、最初は釘抜きのタイプがオススメですが、細くて小さい釘は抜けない場合があります
STEP UP
長く使うなら釘抜きは別途揃えましょう
金づちを用途に合わせて大小揃えるのもいいです
釘抜き
釘を打って歪んでしまったり、間違って打ってしまった場合に釘を抜く時に使うときれいに簡単に抜くことができます
サイズによって抜きずらい場合もあるので最初は小さすぎないものを揃えましょう
ラジオペンチ
ペンチは針金を切ったり、挟んで曲げたりと手では曲げれない物を曲げるのに便利です
特にラジオペンチは先端にいくにしたがって細くなっているので、取り回しがしやすいのも特徴の一つです
ペンチとラジオペンチがあればそれぞれ両手を使って持ち、曲げることができるので、より繊細な作業ができます
ペンチ
ペンチは針金を切ったり、挟んで曲げたりと手では曲げれない物を曲げるのに便利です
ペンチは先端が四角く、しっかり挟んで曲げることがができます
針金や細い金属なら切断もできます
ラジオペンチがあればそれぞれ両手を使って持ち、曲げることができるので、より繊細な作業ができます
ノコギリ
基本中の基本、木を切るのに必要です
縦びきと横びきがあり刃の形状が違うので使い分けます
木は年輪を見ればわかりますが層になっています
切る方向で切りやすさが全然違うので、木の目に合わせて刃を使い分けることでスムーズに切れます
両刃が上下に付いたものや片面に両方対応したものなどあります
また目の細かさで切り口の綺麗さが変わります
ただ切ったあとサンドペーパーで整えれば問題ないので刃の細かさは気にしなくても大丈夫です
刃が交換できるタイプもあります
紙ヤスリ
サンドペーパーとも呼ばれます
木材を加工するとどうしても切断面がささくれり、荒れたりしますので
紙ヤスリで削ることで滑らかな切り口になり、見た目も安全性もアップします
耐水性と非耐水性があり耐水性は水にぬらして主に金属を研磨するのに使用します
木材には茶色の非耐水性を使用します。耐水性はグレーです
木工用を選べばOKです
目の粗さは数字で表され♯60くらい~♯3000くらいまであります
大きくなるほど細かくなります
粗目#40-100、中目#120-240、細目#280-800、極細目#1000~
荒いものから細かいものに順番に使って滑らかに仕上げます
初心者の方は3酒類がセットになったものがあるのでそちらをどうぞ
そのままでも使えますが、片手サイズの木片に巻き付けるか、専用のサンドペーパーホルダーにセットして使うと広範囲の時は楽です
クランプ
クランプは作業台に材料を固定したり、材料と材料を張り合わせる際に固定できます
材料を切断する際も固定しておくと、材料が動かずキレイに切れます
低い位置だと足で材料を踏んで固定して切りますが、作業台だと固定した方がやりやすいです
サイズと個数は必要に応じて揃えますが、しっかり余裕をもって規定できるものの方が、他のサイズの木材加工にも使えるでしょう
本格派のための +5選
基本10選でも簡単なものなら作れますが、サイズが大きいものや少し凝った作りの物を作成したいなら、追加で+5選もあった方が作業効率が上がったり、やれることの幅が広がります
ノミ
ノミは木材を細かく加工するのに使います
木を組み合わせれるように、溝を切ったり、穴を掘ったり、削り出したりするのに使います
ノミを駆使して木組みができるようになったら上級者でしょう
カンナ
カンナは木材を削る道具です
刃の長さを調整することで削る厚みが変わります
木材の表面を整えたり、角を整えるのに使用します
水平器
水準器やレベルとも呼ばれています
傾きをチェックして垂直水平をとるのに使用します
完成の精度が上がるので、重要です
けびき
加工物の側面に沿って線を引くことができる工具です
非常に細い線を引けるので、墨つけの精度をあげることができます
墨つぼ
墨壺はチョークと呼ばれています
材料に線を引くために使用します
長い材料に下線を引くのに重宝します
チョークのタイプや昔ながらの墨タイプもあります
まとめ
今回は初心者のオススメの工具10選をまとめてみました
簡単な小型家具や、簡単な日曜大工ならこれで事足ります
棚をつけたり、本棚やワゴン、シンプルな構造の家具作成、ホームメンテナンスなどにも活躍します
基本は100円均一でも揃うと思いますが、ホームセンターなどの専用のコーナーに揃っているものを実際に触ってwebなどで購入するのがオススメです
100円均一ではサイズが一回り小さかったり、作りが甘かったり、仕上げがあまくてバリなど引っ掛かり
が残っていたりします
一度に全部揃える必要はありません。必要になったときに順番に揃えていけば大丈夫です
ポイントは何を作るのか、そのために必要な材料を考え、それに必要な工具を揃えればOKです
女性の方は特に実際に触って大きさを確認してください
取り回しのしやすさ、握った時の大きさ、力の入れやすさでしっくり来るものを選ぶといいでしょう
今回はあえて電動工具は外しましたが、別の機会にオススメをご紹介したいとおもいます