【TOP PAGE】古民家を修理しながらリノベーションしていく
築150年の重み
実家の古民家は代々家を受け継いできたもので築150年近く経っています。建てられた当初は総檜造りでかなり立派な建物でした。
長い年月が経ちあちこちが傷んできており、定期的なメンテナンスが必要な状態です。建ってから増減築やリフォームもありましたが、基本の形は変わっていません。
母屋、離れ、門屋、納屋と建物も多いので、すべてを補修するにはかなりの金額がかかると聞いています。すべてにお金をかけるのは難しくこのままでは朽ちる一方です。
選択と集中
暇を見つけては少しずつ補修をしていたのですが、この家を次の世代に引き継ぐには限られたリソースをうまく活用して残せるものは残していく必要があります。
幸い私の趣味はDIYでモノづくりが好きなので、時間を味方につけてコツコツやっていけば人件費は0です。かかるのは材料費のみなので、選択と集中をしっかりすれば、費用を抑えながら補修が出来ます。
もちろんプロに任せるところは任せつつ、そのためにも残すものと壊すものをしっかり決めて、守るものを守っていく必要があります。
私も実家のとなりに新築を建てることになったので、今まで以上に手を加えていくことができます。これで時間を味方につけることができたので、あとは何を残して何をあきらめるかです。
古民家の古き良き部分を残してリノベーション
古民家は昔ながらの日本建築技法の塊で出来ています。木組みのみでクギを使用しておらず、壁は土壁に漆喰、柿渋で防腐処理されており、礎石の上に建っています。
そうした日本家屋の古き良き伝統を残しつつ、住む人のQOLが上がるように、進化した現在の技術や素材を使用して機能性を高めて、便利な道具を使用してできるだけ時間とコストを抑えて、次の世代にバトンタッチできるように進めていきます。
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