古民家 納屋20日目〜22日目 土壁を撤去していく
東側の土壁を抜いていく
壁は土壁ですが下半分は土壁の上に板を貼って板張りになっています。
まずは板を貼っていない範囲の土壁を解体していきます。
土壁
土壁の中は柱と柱の間に竹を編んだ竹小舞がありそこに外と内から土を塗りつけ、その上から漆喰で化粧をしているので、結構頑丈にできています。
砂埃を抑える
屋根にも大量の土が載っていましたがブルーシートをかけていましたし、少しづつ下ろしていったのでそんなに砂埃は気になりませんでしたが、壁はバールで叩いて崩していくとすぐに砂埃が立つのでホースで水をかけながら解体していきます。
中と外から崩す
竹小舞に頑丈にくっついているので内側と外側からそれぞれ崩していきます。
最近だとレシプロソー(電動ノコギリ)があれば竹小舞と柱の間の支えをカットして一気に壁を崩すこともできますが、この壁は道路との境界も兼ねているので最後まで残す必要があります
ある程度土を除いては中の竹をカットしていき少しづつ解体を進めていきます。
土壁の取り除いた土も再利用できるので、土と竹を分別して土は保管しておきます。